LET'S RENT A JEEP!     - Sep. 2003 -

 

ネイバーに滞在するには、レンタカーを借りると、とても便利です。

でも、オフ・ロードはほとんどのレンタカー会社で「走っちゃダメ」と言われます。

4WDの車を借りても、それは同じです。

だから、オフ・ロードは走っちゃダメなんですよ〜。

 

ジープで走ろう!」

 

NOPU夫(以下「」)「まあ、オフ・ロードを走るためにジープを借りたんやけどね」

NOPU(以下「」)「オフ・ロードを走らなければ、ジープなんて借りないよね。エコノミー・カーを借りる倍もレンタル料金がかかるんだもの」

 

「これがリフェで借りたジープ・ラングラー。9千マイル以上も走っているベテランだったのよね。」

「強そうな色やったし、まあエエ車やったな」

「・・・強そう、ってじゃあ弱そうな色って、何色なの」

「黄色とか、白や」

「赤や青は?」

「ミーハーな色やな。このJEEPは保護色で敵にも見つかり難いし、ええわ」

「・・・・敵って、何?」

 

 

   

 

「しかし、荷物が入れにくいのにはまいったわ」

「トランクが狭いので、後部座席を畳まないと荷物が入らないし、ソフトトップを外さないと荷物が入れられない」

「しかも、このビー二ルはチャックで付いているだけやし。鍵なんかないから、盗ってもええよ、って言っているようなもんやね」

「荷物を入れたまま観光とかはできないよね。しちゃったけど」

「カウアイやから、マシやったんや。オアフでは絶対アカンな」

 

 

   

 

「しかも、窓は手動開閉。鍵もアナログで、キーレスエントリーじゃないのよ。それに運転席を閉めても、助手席は自分で閉めないとダメなんて・・・」

「自分で出たドアは自分で閉めるのが当たり前や。贅沢ゆうたらアカン」

「贅沢って、この車一週間で7万くらいレンタル料金掛かるのよ。値段のわりに、全然、高級感がないじゃん」

 

 

   

 

「ええがな、ええがな。ほれ見てみい、JEEPは草むらに停めるのが、めっちゃ似合うんや」

「まあ、ポリハレに行った時も、スタックする心配はなかったけどね。

本当は四駆でもポリハレは行っちゃダメなんだよ」

「やっぱり、エエ色やったな。

コレなら敵にもみつからへん」

「・・・だから、敵ってなに・・・」

 

 

   

 

「コケエのモヒヒ・ロードに停めてトレッキングした時、車に戻ってきたら、もう一台ラングラーが隣に駐車していたのよね。

カウアイってラングラーを借りる観光客が多いような気がする」

「2台で世間話ししてたんやろなあ。

『君、どんな客なん?』

『日本人なんや。天井、外さへんけど、けったいなとこ行くで』

とか」

 

 

   

 

「みんな、幌を外して走っているよね。ジープってプラモデルみたいに分解できるんだ。車に付いていたビデオも『ジープの組み立て方』みたいな内容だったし」

「ビデオ見たけど、絶対ばらしたらアカンわ。ハワイにいる間じゅうかかっても元に戻されへん」

「元に戻せなかったら$50頂きます、って書類に書いてあったよ。

掃除はしているんだろうけど、赤土やほこりで、座席もあんまりきれいじゃなかったよね」

 

 

   

 

「それに、ジープって、舗装路を走っていても、縦揺れが激しいのよ。後部座席も狭いから、2人以上で乗ると辛いだろうね」

「こんな川の中も、どんどん行けるのは、楽しいけどな。

で、君はもうジープを借りるのはイヤヤちゅうこと?」

「・・・・また、乗りたい・・・」

 

 

 

   

 

   

 

 

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