ENJOY SWIMMING AT KE'E BEACH  −Sep.2002−

KE'E BEACH

 

「ケエビーチで泳ごう!」

 

カウアイは本当に海がきれいです。

ホテルのプールに閉じこもっていないで、

せっかくカウアイに来たんだし、

ちょっと遠くのビーチへ足を延ばしませんか?

 

駐車場は、満車状態

ケエビーチへのアクセスは、「カララウトレイルに挑戦!」編を見て下さい。

私たちがケエビーチに着いたのは、朝10時すぎくらい。カララウトレイルを歩く人たちの駐車場も兼ねているので、ケエビーチの駐車場は満車状態でした。

WAIKANALOA WET CAVE

しかも、どんどん後続車が来るので、ぐずぐずしているとUターン(ケエ・ビーチ駐車場は、舗装路の行き止まりです)する事も難しくなってきます。

私たちは、Waikanaloa Wet Cave近く(海側)の広場に駐車しました。すでに、ケエビーチへ来たらしい、レンタカーが何台も停まっています。

ここからはケエビーチまで歩いて10分位ですが、人通りのないところなので、車内の見えるところに荷物を残さないように気をつけました。

ケエビーチへは、朝の早い時間帯に来た方がいいようですね。

 

KE'E BEACH

冬にカララウトレイルを歩いた時と違って、ケエビーチはたくさんの人がいました。

ほとんどの人はメインランドから来た観光客の様です。 この日は平日だったので、ローカルはあまりいなかったのでしょう。休日は、ロコも遊びに来るので、もっと混みあうようです。

私を含めて、日本人の多くはビーチリゾートで日陰を求めてしまうのですが、 ハワイに限らず、どこのビーチリゾートでも欧米人観光客は、肌を焼きたがる傾向にあるようです。

このケエビーチでも浜辺の真ん中で寝そべっている人がほとんどです。

ケエビーチは海岸の端に木がたくさん生えていて、丁度良く木陰があります。

この木陰(写真右上)にビーチマットを敷いて荷物を置いたのですが、両隣はベビー連れのファミリーです。ベビーがいる人くらいしか、木陰でシートを広げないので、日陰はけっこう空いているし、多くのベビーとママは、ずっと木陰で遊んでいるので、なんとなく荷物を置いておいても安心な気がします。 荷物といっても、着てきたTシャツと短パン、ビーチタオルとボトルウォーター位です。

ケエビーチはリーフがバリアとなってラグーンを作っているので、波の穏やかな白砂のビーチです。

冬に来た時は波がかなり荒かったので、ちょっと泳ぐにはムリかな、という感じがしましたが、ハワイ諸島は、冬は北・夏は南の方が波が高いので、9月のこの日はカウアイのノースエリアはほとんど波がありませんでした。

浅いところで、海に浸かっている人が多いのですが、リーフ付近でシュノーケルをしている人も結構います。

ガンを付け合うブダイ

(マウスポイントしてください)

私たちも、 ラグーンの右手の方で、シュノーケルをすることにしました。

だいたい足が足りるくらいの深さですが、リーフの近くは少し深いところもあります。

白砂なので、透明度が高く、色とりどりの魚がリーフにかくれています。おおきなブダイがいると、ちょっと怖い・・。

水温もあまり低くないので、かなり長い間シュノーケルを楽しんでしまいました。

あまり動き回らなくても、多くの種類の魚たちを見ることができます。

ハワイの州魚である、フムフムヌクヌクアプアアも、見ることが出来ました(写真右)。

 

HAWAIIAN MONK SEAL! 

海からあがって、休憩しようとしたとき、突然夫が言いました。

「あれ、ナニ?」

写真中央がモンクシール

みると波打ち際に、麻袋に詰め込まれた死体のような大きなものが転がっています。

モンクシールだ!!」

ほとんど動かないので、具合が悪いのかと思ってしまいますが、たぶん気持ちよく日光浴をしているのでしょう。

モンクシールに近づきすぎることは法律で禁じられているので、普通はライフガードが立ち入り禁止テープを張ります。

ケエビーチはライフガードがいないのですが、誰もモンクシールに近づいたり、脅かしたりしません。むしろ、関心がないようにもみえます。

この夏、東京は多摩川に現れたタマちゃんに大騒ぎをしていたのですが、みんなに無視(?)されているケエビーチのモンクシールは、とってもシアワセそうに見えました。

上と右の写真はレンズ付きフィルムで撮ったものなので、よく分からないものに見えます。ビーチには貴重品を持ってこないようにしているのですが、こんな時はズーム付きカメラがないことがツライ!

私たちといっしょに、モンクシールを眺めていた白人男性が「彼もサングラスが欲しいんだろうねえ」と言うように、ときどき前足ひれ(?)で、顔の辺りを触ったりしているしぐさを見ることが出来ます。

後で「ケエビーチでモンクシールを見た!」と、地元の人に言うと「それは、ラッキーだわ!ケエビーチにモンクシールが来たなんて聞いた事がないもの」と驚かれたくらい、希少な出来事だったようです。

 

最近のケエ・ビーチ(2009年春)

このレポートを書いてから、早くも7年が経とうとしています。

ケエ・ビーチの混みようは年々ひどくなり、ケエ・ビーチ前の駐車場は、8時半に来ても停められない時もあるようです。私が2009年春に行ったときは、8時少し過ぎで残り8台ほどのスペースがありました。

文中にあるワイカナロア・ウエット・ケーブ近くの駐車場、通称第2駐車場も、午前中には満車になってしまうことも。

あとは、路上駐車しかありませんが、ケエ一帯の道路は駐車禁止で、たまに違反切符を切りにくるおまわりさんも来ます。朝早くに行くか、誰かが帰るのを辛抱強く待ったほうがいいようです。

長らく工事をしていたケエ・ビーチのトイレとシャワーは、やっとできあがり、シャワーはトイレとは別の場所になりました。昔の、トイレの壁に設置されたシャワーを知っている者としては、これでも、かなり改善された、と言ってもいいかも。また、ライフ・ガードが常駐するようにもなりました。

 

カララウトレイルから見たケエビーチ(2月撮影)

 

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